モバイルバッテリーの包装と回収案内を見比べる悠

安いモバイルバッテリーを見つけたとき、容量や薄さだけで選びたくなるものです。毎日持ち歩く物だから、買うときの表示だけでなく、使えなくなった後の相談先まで確認すると選びやすくなります。

一般的な手のひらサイズのモバイルバッテリーは、粗大ごみとして申し込むのではなく、自治体が指定する電池の回収か、条件に合うメーカー・回収協力拠点へ出します。燃やすごみや不燃ごみの袋へ混ぜないでください。

目次
  1. 使い終わったら、まず状態を見て回収先を選ぶ
  2. 渡す準備は端子の絶縁。分解して電池を取り出さない
  3. PSEは、電気用品の安全基準への適合を示す表示
  4. 容量の大きさだけで、持ち歩く物を決めない
  5. 買った後も、型番と連絡先を残しておく
  6. 出典・確認した条件

使い終わったら、まず状態を見て回収先を選ぶ

膨張・破損・漏液がある物は、通常の回収箱へ入れず、メーカーか自治体のごみ相談窓口へ状態を伝えて相談します。

モバイルバッテリーの出し先を決める順番
状態・探す先何を確認してから出すか
正常な形の物
自治体の分別案内
「市区町村名 モバイルバッテリー 捨て方」で公式案内を探す。電池の収集日・窓口持込みなど指定経路を確認。普通のごみと同じ日に出す地域でも、袋や区分は指定に従う。
メーカー・回収協力拠点メーカー名・型番・電池の種類と状態を伝え、対象かを確認する。回収団体では会員企業製などの条件があり、対象外メーカーやメーカー不明品も一律に回収するわけではない。持込み時は担当者に声を掛ける。
膨張・破損・漏液、メーカー不明等使い続けず、メーカーまたは自治体へ。通常の回収箱・集積所に置かず、指定された受渡し・運び方を確認してから動かす。

例えば横浜市では、通常のモバイルバッテリーは「電池類」として指定の袋で回収し、膨張・破損品は集積場所へ出さず、別の窓口へ持ち込む扱いです。自治体と状態で経路が違うため、「小型家電の箱があるから入れてよい」「粗大ごみの券を貼ればよい」とは考えないでください。

渡す準備は端子の絶縁。分解して電池を取り出さない

異常のない物は、回収先の案内に従い、端子やケーブルの差込口へテープを貼って絶縁します。モバイルバッテリー本体を分解する必要はありません。

金属との接触によるショートを防ぐための準備です。袋に入れるか、どの窓口へ渡すかも回収先の指示を守ります。膨らんだ物を押さえつける、穴を開ける、無理に放電させる、電池を取り出すといった作業はしないでください。

リコールの対象なら、通常の資源回収へ出す前にメーカーの回収案内を確認します。買うときに国内の問い合わせ先と回収方法が分かる製品を選ぶことは、使い終わったときの備えにもなります。

PSEは、電気用品の安全基準への適合を示す表示

モバイルバッテリーは、PSEマークと、製造・輸入事業者や国内の問い合わせ先を一緒に確かめます。

PSEは、電気用品安全法に基づく技術基準への適合などを示す表示です。対象となるモバイルバッテリーでは丸形のマークを確認します。表示義務の対象には製品の条件があるので、マークがない物を見つけたら販売元へ対象・表示について質問し、説明が分からないまま価格だけで買わないようにしましょう。

マークがあっても事故が絶対に起こらないという意味ではありません。販売ページの画像だけでなく、届く製品の型番、事業者名、説明書、保証窓口が確かかを見ます。NITEは、マークに加えて届出事業者名などの表示も確認するよう案内しています。

購入画面で先に確認すること
見る項目確かめ方
製品名・型番メーカーの案内と一致するか。リコール対象でないか
表示・説明書PSE等の表示と製造・輸入元。使い方・禁止事項が読めるか
問い合わせ先不具合や廃棄時に国内の窓口へ連絡できるか
回収先メーカー・販売店・自治体のどこが、その製品を受け付けるか

容量の大きさだけで、持ち歩く物を決めない

必要な充電量、重さ、充電する機器との対応を見て、毎日使える物を選びます。

表示容量の数字が、そのままスマートフォンへ充電できる量になるわけではありません。対応する出力、端子、使うケーブル、同時充電の条件をメーカーの説明で確認します。必要以上に大容量で重い物を選ぶより、自分の使い方に合い、注意事項を守れることが大事です。

使うときは、熱のこもる場所や高温になる車内を避け、取扱説明書に沿って充電します。異常な発熱や膨張に気付いた物は使い続けず、メーカーや自治体へ相談してください。押しつぶしたり、分解して電池を取り出したりしないようにします。

買った後も、型番と連絡先を残しておく

購入履歴・型番・相談先を残すと、不具合や回収の確認がしやすくなります。

包装を捨てる前に表示を撮り、メーカーのサポートページを保存します。譲ってもらう場合も同じです。値段が安くても、事業者の連絡先や処分方法が分からない物なら、説明できる別の商品を探す理由になります。

この記事の登場人物

悠のイラスト

悠31歳

段取りを考え、家電や住まいの費用を比較して決めたい。

次に確認したいこと

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