台所で大きさの異なる二個の卵を見ながら考える颯太

MとLが並ぶ卵売場で、大きい方がお得なのか迷うことがあります。卵は一個ずつ使う料理もあれば、重さを量るお菓子作りもあります。MとLは殻付きの重さの規格。作る料理とパックの価格を一緒に見て選びます。

目次
  1. Mは58g以上64g未満、Lは64g以上70g未満
  2. 大きい卵は白身が増える傾向がある
  3. 目玉焼きはM、オムレツはLも選択肢に
  4. Lが常にお得、とは決められない
  5. 出典・確認した範囲

Mは58g以上64g未満、Lは64g以上70g未満

農林水産省の規格では、卵は重量でSSからLLまでに分かれます。MとLの境目は殻付き64gで、黄身だけの重量を示す表示ではありません。

鶏卵の重量区分
規格殻付き一個の重量
SS40g以上46g未満
S46g以上52g未満
MS52g以上58g未満
M58g以上64g未満
L64g以上70g未満
LL70g以上76g未満

同じMでも重量には幅があります。サイズは重量の区分なので、Lの方が鮮度や品質が必ず高い、という意味でもありません。

大きい卵は白身が増える傾向がある

キユーピーの選び方では、サイズが大きくなると白身が多くなり、Mは黄身の比率が高いと説明しています。一方、小さい卵は黄身もやや小さい傾向があります。「MもLも黄身が必ず同じ」とは言い切れません。

一つの卵ごとに、黄身と白身の量は違います。規格が保証するのは殻付きの総重量の範囲です。黄身だけを使う料理で、Lにした分だけ黄身も同じ割合で増える、と期待しない方が選びやすくなります。

目玉焼きはM、オムレツはLも選択肢に

料理への向き不向きは、黄身と白身の使い方で考えられます。卵一個で作る料理は好みで選び、分量が重要な料理はレシピのサイズや重さに合わせます。

料理から選ぶときの考え方
料理選ぶときに見る点
目玉焼き・ゆで卵黄身の比率を楽しみたいならMが選択肢。ゆで時間はサイズでも変わる
オムレツ・親子丼黄身と白身を一緒に味わう料理にはLも向く。食べたい量と仕上がりで選ぶ
メレンゲや黄身だけを使う菓子必要なのは卵白・卵黄それぞれの量。個数だけで置換せずレシピに沿って計量する
全卵を使う菓子指定サイズまたは殻を除いた重量を確認。Lへ替えるだけでは水分や生地の比率が変わる

Lが常にお得、とは決められない

同じ個数のパックなら、まず一個当たりの価格差を見ます。ただしサイズには重量の幅があり、殻もあります。仮の平均重量を当てはめて、食べられる部分の厳密な単価や全国共通の「何円差までなら得」を決めることはできません。白身も使い切る料理ならLの量が役立ち、黄身中心なら価格差ほど使える量が増えないことがあります。

買う前に作る料理を一つ思い浮かべると判断しやすくなります。朝の目玉焼き用なら好みと値札、お菓子作りならレシピの指定を先に見る。サイズだけで損得を決めず、保存期限までに使える個数も選びましょう。

出典・確認した範囲

資料確認日:2026年10月22日。

この記事の登場人物

颯太のイラスト

颯太28歳

料理が好き。忙しい日の買い物や食費も気にしている。

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