洗面台の排水口を前に、説明書と部品の位置を確認する紗良

排水口が臭うと、漂白剤を流せばよいのか、水だけでよいのか迷います。帰省や旅行の後なら、まず水を流す。掃除した直後なら外した部品を戻す。ぬめりがあるなら汚れを落とす、の順で原因に合う対処を試します。

目次
  1. 今の状態から、最初にすることを選ぶ
  2. 帰省後の下水臭は、水を補って確かめる
  3. 掃除の後なら、外した部品を正しく戻す
  4. ぬめりには清掃。塩素系は用途の合う汚れに使う
  5. 流れが悪い、臭いが戻る場合は管理会社へ
  6. 出典・確認した範囲

今の状態から、最初にすることを選ぶ

排水口のにおい:自分で試す順番
気づいた状況最初にすること
長く留守にした後、下水のように臭う洗面台は蛇口、浴室はシャワー等で通常どおり水を流し、においを遮る水を補う
部品を外して掃除してから臭う説明書を見て、外せる部品の付け忘れ・向き・はまり方を直す
ごみやぬめりが付いている手袋を着け、ごみを取り、利用者が外せる部品を中性洗剤とスポンジ等で洗い流す
水がたまる・逆流する・漏れている水を足し続けず使用を控え、賃貸の管理会社へ相談。単なる臭い消しで済ませない

水の流れが普通なら通水と見える部分の確認から始め、流れが悪いときは大量の水や洗剤を足す前に、詰まりとして対応を分けます。

帰省後の下水臭は、水を補って確かめる

排水管には、水をためて下水の空気を遮る部分があります。この「水のふた」が封水です。長く使わない間に蒸発すると、ごみ受けがきれいでもにおいが上がることがあります。

洗面台なら蛇口から、浴室なら排水口へ水が届くように流し、においが変わるか確認します。浴室の封水切れに、コップ1杯、約200〜300mlの水をゆっくり注ぐメーカーの案内例もあります。ただし、これは浴室排水口の案内で、あらゆる設備の必要量を表すものではありません。

熱湯は使わず、通常の水を使います。洗濯機用排水口等で注ぐ場所や部品が分からない場合は、無理に動かさず管理会社へ尋ねます。補ってもすぐ下水臭が戻るなら、蒸発以外の原因も考えて相談へ進みましょう。

掃除の後なら、外した部品を正しく戻す

浴室の排水口には、においを遮るために必要な筒状の部品等があります。付け忘れやずれがあると、水があっても役割を果たせない場合があります。説明書で外せるとされる部品だけを確認し、順番・向き・固定位置を合わせて戻します。

力を入れて外れないものを回したり、見えない配管を分解したりしません。部品が割れている、足りない、戻せない場合は、部品と設備の型番を写真に撮って相談します。

ぬめりには清掃。塩素系は用途の合う汚れに使う

まず手袋を着け、髪やごみを取り除きます。利用者が外せるふた・ごみ受け等は、中性洗剤とスポンジやブラシでぬめりを落とし、水で洗い流して元へ戻します。塩素系の洗浄剤は、使える材質と用途に合うものを選ぶ補助手段で、水切れや部品のずれを直す代わりにはなりません。

台所のふた・ごみ受けのぬめりに、泡を吹き付けて約5分置き、流水で30秒以上すすぐ塩素系製品の案内例があります。すべての漂白剤に共通する量や時間ではなく、金属等に使用できない場合もあります。手元の製品と設備の両方で使用できることを確かめ、表示された量・時間・すすぎ方を守って換気します。台所用を浴室や洗面台へ、そのまま同じ使い方で広げません。

塩素系を、酸性洗剤・酢・クエン酸と絶対に混ぜないでください。危険なガスが発生するおそれがあります。別の洗剤を続けて足して混ざることも避けます。すでに何を使ったか分からないときは追加せず、刺激臭等があれば作業をやめてその場を離れます。

流れが悪い、臭いが戻る場合は管理会社へ

目に見えるごみを取っても流れが悪い場合は、配管内の詰まりや建物側の問題も考えられます。配管用洗浄剤を使うなら、詰まりへの用途と設備への適合を確かめます。熱湯や無理な工具の差し込みで直そうとしないでください。

通水・部品の確認・見える汚れの清掃で改善しないなら、賃貸の管理会社へ点検を頼みます。「浴室だけか」「留守から戻った後か」「流れにくさや音はあるか」「何を試したか」を伝え、業者を独自に呼ぶ前に手配と費用負担を確認します。臭い消しを何度も買い足すより、原因を確認してもらう段階です。

この記事の登場人物

紗良のイラスト

紗良23歳

仕事帰りの買い物を手軽にしながら、自分に合う節約を探す。

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