
大容量の詰め替えを買ったのに、思ったより早くなくなる。濃縮タイプは小さい袋でも長く使えるのでしょうか。洗剤は袋の倍率より、同じ洗濯量に必要な使用量と価格で比べます。
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今回の実価格では、小さい方が同じ洗濯回数で約6%安かった
同じ濃縮液体洗剤について、一つの販売店の単品価格を調べると、1,460g入りが1,960円、2,300g入りが3,279円でした。どちらも水量30Lで洗剤10gを使う目安の製品です。この2商品では、1,460gの方が洗える量当たりで約6%安く、大きい袋が最安ではありませんでした。
| 袋の容量 | 掲載価格 | 30Lで洗える回数 | 同条件で100回分の洗剤代 |
|---|---|---|---|
| 1,460g | 1,960円 | 146回 | 約1,342円 |
| 2,300g | 3,279円 | 230回 | 約1,426円 |
100回分にそろえると差は約83円です。表は実際の容量・価格とメーカーの使用量から求めた比較で、計算では端数を残し、表示時に円整数へ四捨五入しています。送料・ポイント・クーポンは加えていません。全国の平均差ではなく、調べた2商品・一つの販売店での結果です。
この価格で、自分に必要な量を買うなら1,460gを選べます。店頭の特売や通販の送料が変われば逆転するため、普段買う場所でも「同じ製品の容量と価格」を並べます。安い方を選んだ後で、使い切れる量と収納場所を確かめましょう。
「○倍」は、何の容量を基準にしているかを見る
倍率は、メーカーが指定する通常の詰め替え等との容量比較です。違う商品どうしで基準が同じとは限りません。まず洗剤の商品名・用途・基準容量をそろえ、何倍という表示だけを横並びにしないことが大切です。
濃縮の度合いが違えば、同じ量の洗剤で洗える衣類の量も変わります。大きい袋を長く置けるか、ボトルへ詰め替えやすいか、置き場所や持ち帰る負担も一緒に見ます。
実際の使用量は、商品で大きく違う
水量や衣類量を同じ条件にして、一回に使う量を比較します。
| 製品 | 使用量の目安 |
|---|---|
| 一般的な液体洗剤(確認した製品) | 30ml |
| 濃縮液体洗剤(今回の価格比較の製品) | 10g(約10ml、メーカー換算) |
メーカーの各製品FAQによる例です。使用量を勝手に少なくして節約する比較ではありません。袋の価格を使用可能量で比べるときも、同じ水量、同じ洗剤の適正量が必要です。ドラム式では衣類量を基準に案内する場合があるため、タテ型の水量と取り違えないでください。
gとmlを、どの洗剤でも同じ量にしない
gは重さ、mlは体積です。上の濃縮液体洗剤の約換算は、メーカーがその製品に示すものです。一般に1g=1mlと置いて、異なる洗剤の一回単価を計算してはいけません。
g表示の袋はgでの使用量、ml表示の袋はmlでの使用量を使い、メーカーが示す換算があればその対象製品の範囲で利用します。「何回分」と表示されていれば、何L・何kgの洗濯を一回にしているかも見ましょう。自分の普段の洗濯が多い場合、袋に書かれた回数より早く使い切ることもあります。
新旧のボトルは、名前が似ていても確認する
メーカーは、上の一般的な液体洗剤について2024年6月発売の製品から、水量30Lに対する目安が25gから30mlへ変わったと案内しています。リニューアル後は、旧ボトルの目盛りをそのまま信じず、指定されたボトルと使用量を確認します。
同じブランド名でも、専用品や配合変更があります。詰め替え先が合っているかを袋で確かめ、違う洗剤や柔軟剤を混ぜないでください。新しい目安で多すぎる、少なすぎることが起きないよう、キャップの線と単位も読み直しましょう。
自動投入は、洗剤を替えたら基準量も見直す
自動投入は、タンクへ入れる洗剤と、設定する基準量の両方を合わせます。
今回のFAQでは、水量30Lに対して一般的な液体洗剤は30ml、比較した濃縮液体洗剤は10g(約10ml)が自動投入の目安です。洗濯機側の設定方法、使えない洗剤、タンクを洗う手順は取扱説明書で確認します。少なく出せば安くなるとは考えず、適正量で使える状態を整えてから、購入価格と手間を比べましょう。
この記事の登場人物

葵30歳
料理や二人の家計を、その日の暮らしに合わせて柔軟に整える。