
二人で暮らし始め、犬や猫を迎えたいと思うことがあります。一緒にかわいがる姿だけでなく、仕事が忙しい日や片方が入院した日、その先の住まいまで考えられるかが大切です。二人の合意、住居の条件、続く支出、毎日の世話、どちらかが世話できない時の担当を、迎える前に確認しましょう。
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最初の確認は、二人とも引き受けたいかと住居の条件
どちらかが迷っているなら、動物を先に迎えてから説得する順番にはしません。
犬と猫でも必要な環境や世話は違い、同じ種類でも年齢・体格・性格・健康状態に個体差があります。「家にいる時間が長いから相手が世話できる」と決めず、散歩、食事、トイレ、通院などを具体的に話します。アレルギーや苦手なことも、本人の意思を尊重して確認します。
賃貸の「ペット相談可」は、どの動物でも何頭でも飼える意味ではありません。種類、大きさ、頭数、敷金などの追加条件、共用部の移動、飼育の届出や契約書面を管理会社に確かめます。将来の転居先も、動物と暮らせる住居を探す必要があります。
毎月の支出は、迎える時の費用とは別に続く
飼育費の調査は自分の予算の保証ではなく、食事や用品のほか医療費も続くことを考える材料です。
| 対象 | 掲載平均と集計人数 |
|---|---|
| 犬1頭飼育者 | 16,030円・1,034人 |
| 猫1頭飼育者 | 9,998円・579人 |
出典は協会の全国犬猫飼育実態調査の飼育経費原票です。飼育者調査は2025年10月10〜14日、全国20〜79歳の対象者へのインターネット調査。表は1頭飼育者で、支出0円の回答や追加募集の回答を除く集計です。項目別ではサービスや商品の利用・購入への関与などでも対象が変わるため、費目ごとの平均を足して総額にはしていません。二人暮らし世帯だけの平均でもありません。
フード、消耗品、通院、予防に必要な対応など、支出は継続します。調査の月額以内で必ず飼えるわけではなく、病気やけがでまとまった支出が必要になることもあります。迎える費用、飼育用品、住居の追加負担、留守時に頼むサービスは、自分たちの条件で実額を調べます。
担当は「気づいた人」ではなく、毎日の作業で決める
二人が仕事に行く日、休む日、それぞれで誰が何をするかを決め、代わる時の連絡も用意します。
| 場面 | 二人で確認すること |
|---|---|
| 毎日 | 食事・水・トイレの清掃、犬の散歩など、時刻と担当 |
| 健康管理 | かかりつけ、予防や通院の予定、異変を見つけた時の連絡 |
| 留守・残業 | 帰宅が遅い時に代われる人、頼めるサービスの条件 |
| 入院・災害 | 二人とも世話できない時の預け先と、了承を得た代替担当 |
| 家計と記録 | 費用の出し方、診療や食事の記録、必要な登録等の管理 |
表を埋めるだけでなく、相手がその時間に本当に動けるかを確認します。預け先は「実家なら何とかなる」と想像で置かず、相手の住居や健康、動物の受入条件まで聞いて了承を得ます。病気の時は自己判断の治療で済ませず、獣医師へ相談できる連絡先を持ちましょう。
同棲が変わっても、動物の暮らしを続ける
環境省が示す終生飼養は、飼い始めた動物の一生に責任を持って飼うという考え方です。
転勤、結婚、出産、関係の変化などで二人の暮らしは変わります。動物を迎えたことは、そのたびに世話を手放してよい理由にはなりません。誰が主に飼養を続けるか、必要な住まいと費用をどう確保するかも、迎える前から話せます。
二人のどちらかの名義で契約したから、その人だけが全て引き受けると後から決めず、所有や契約、実際の世話、支払いを区別して記録します。取り決めがあっても動物の健康や生活が置き去りにならない形で、必要に応じて専門の相談先を利用します。
今は迎えない、も動物を大切にする判断
住居・費用・世話の代替先のどれかが整わないなら、準備ができるまで待てます。
かわいいと感じることと、毎日暮らしを支え続けられることは、別々に確認できます。必要な世話を調べ、実際の生活時間へ当てはめ、仕事や住まいが変わっても続ける方法を二人で話しましょう。
全てを一人が抱えないことと、動物の世話に空白を作らないことの両方が大切です。迎えた後に困ってから分担を作るより、まずこの確認表を二人で読み、まだ決められない項目を見つけるところから始められます。
出典・確認した範囲
資料確認日:2026年10月22日。月額は原票掲載の集計値。生涯経費の算出値や全国全世帯の実測平均へ読み替えていません。
この記事の登場人物

悠31歳
段取りを考え、家電や住まいの費用を比較して決めたい。