電気9,000円、ガス5,000円、上下水道の月割り4,000円という仮定なら、二人で月18,000円なので2万円以内です。ただし、電気13,000円・ガス7,500円の月は合計24,500円。通常月だけでなく、増える月と一年の合計まで見る必要があります。
ここでは二人暮らしの説明用予算として、電気・ガス・上下水道の税込支払額を仮定します。地域別・世帯別の平均や必要最低額ではありません。灯油など他の燃料、通信費、家賃は含みません。実際に使う家庭ではそれらを加えます。
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同じ二人でも、通常月18,000円と増える月24,500円
| 費目 | 通常月 | 増える月 |
|---|---|---|
| 電気 | 9,000円 | 13,000円 |
| ガス | 5,000円 | 7,500円 |
| 上下水道・月割り | 4,000円 | 4,000円 |
| 合計 | 18,000円 | 24,500円 |
| 2万円との差 | 2,000円残る | 4,500円足りない |
この例の増額6,500円は、電気4,000円とガス2,500円です。実際には冷暖房を使う時間、在宅時間、給湯などの使い方と、契約や料金単価で変わります。「二人なら一人の2倍」「冬は必ずこの額」とは決まりません。

水道が隔月なら、18,000円の月でも22,000円引かれる
上下水道が2か月ごとに8,000円請求される仮定では、使った分を月へ分けると4,000円ずつです。ところが通常月の電気とガスを合わせた支払い14,000円に、水道8,000円が重なる引落月は22,000円。水道の引落しがない月は14,000円です。
この2か月の支払い合計は36,000円で、月割り18,000円×2か月と同じです。22,000円の請求月だけを見て使い過ぎたとは決められません。逆に、水道の引落しがない月の6,000円を毎回使い切ると、次の請求に足りなくなります。月の使用分と口座から出る月を分けて用意します。
請求が毎月か隔月か、どの期間分を払うかは自治体や契約で異なります。電気・ガスも使用期間と引落月がずれるので、請求書にある利用期間をそろえると、料金が増えた理由を追いやすくなります。
月2万円を12回残しても、増える月が4回なら少し足りない
通常月18,000円が8か月、増える月24,500円が4か月という仮定なら、年間は18,000円×8+24,500円×4=242,000円です。月20,000円ずつ用意した240,000円に対し、年間で2,000円足りません。
この家計なら、例えば毎月20,200円ずつにすると年間242,400円となり、表の利用分は賄える計算です。これはこの仮定への調整例で、二人暮らしの推奨予算ではありません。また、年間で足りても、年の最初に高い請求が重なると積立が間に合わない場合があります。過去の残高や、最初の数か月分の余裕も必要です。
比較するときは、ガス種と設備まで同じかを見る
都市ガスとLPガス、ガス給湯と電気給湯、在宅の多い暮らしと日中不在の暮らしでは、電気とガスの内訳が変わります。オール電化ならガス代がない代わりに電気側で給湯などを賄います。ガスの欄が0円だから、その分だけ総額も低いとは限りません。
引っ越し前なら、候補物件のガス種、給湯・冷暖房設備、契約の基本料金と利用量に対する料金を確認します。今の家計で上がった月を比べるなら、請求額だけでなく使用量と対象日数、料金単価の変化も見ます。暮らし方が同じでも、単価の変化で請求額が増えることがあります。
平均を参考にするなら、「二人以上」と「二人」を分ける
家計調査の「二人以上の世帯」は、3人・4人などの世帯も含みます。その平均を、二人だけの電気・ガス・水道の予算として置くと対象がずれます。二人世帯の数値でも、地域、年齢、設備、集計年や費目の範囲が自宅と同じとは限りません。
月2万円で足りるかは、この例なら通常月には足り、増える月には4,500円不足し、年で2,000円不足する、が答えです。自宅の一年分を電気・ガス・水道の利用期間で並べ、引落月の波も分けておけば、毎月残す額と大きな請求の準備を具体的に決められます。