
しょうゆもめんつゆも、開けた後は何となく戸棚へ。そんなときは、置き場所だけでなく、使い切る期間まで一緒に決めると迷いません。普通のしょうゆ・つゆ・みりん風調味料は冷蔵が基本。本みりんは冷暗所、常温保存を認める密封しょうゆはその容器の条件で使います。
目次 +
まず早見表で、置き場所と使い切る期間を決める
次は、メーカーが案内している開封後の目安です。使える期間の保証ではなく、保存条件を守り、印字された賞味期限内で使うための目安として読みます。
| 種類・容器 | 置き場所 | 開封後の目安 |
|---|---|---|
| 通常ボトルのしょうゆ〔出典1〕 | 冷蔵 | 約2か月 |
| 二重構造の密封しょうゆ〔出典1・2〕 | 常温 | 200ml容器は90日、450ml・620ml容器は120日の例。超減塩品には短い目安がある |
| ストレートつゆ〔出典3〕 | 冷蔵 | すぐ使い切る。残した場合は3日以内 |
| 2倍濃縮つゆ〔出典3〕 | 冷蔵 | 1〜2週間程度 |
| 3倍以上の濃縮つゆ〔出典3〕 | 冷蔵 | 1か月程度 |
| 本みりん〔出典4・5〕 | 冷暗所 | 約2か月の案内と、約3か月の案内がある |
| みりん風調味料〔出典5〕 | 冷蔵 | 約3か月の案内例 |
開封日と、この表に対応する使用目安を容器へ書いておくと、冷蔵庫で忘れたままにしにくくなります。つゆの濃縮度別の期間は出典3のメーカーの案内です。他のメーカーには異なる目安や常温保存できる密封容器もあるため、買い替え時は「開封後」の表示で期間を合わせ直します。
週にどのくらい作るなら使い切れる?料理の量から見る
自炊の回数だけでは、調味料が減る速さは分かりません。サラダやパスタが多い人と、煮物や照り焼きを作る人では、同じ回数でも使うしょうゆ・みりんが違うためです。
そこで、実際に公表されている鶏の照り焼きレシピを目安にします。2〜3人分で、しょうゆと本みりんをそれぞれ大さじ2(30ml)使用するレシピです。実在する200mlのしょうゆ、300ml・500mlの本みりんの容量を、この使用量へ換算すると次の量になります。
| 実在する容量 | 照り焼き2〜3人分の何回分か | 容量選びへの使い方 |
|---|---|---|
| しょうゆ200ml | 約6.7回分 | 煮物や食卓でも使うなら、その分も消費が進む。少量しか使わない人は密封容器も候補 |
| 本みりん300ml | 10回分 | 同じ使用量の料理が週1回なら約10週間、週2回なら約5週間分 |
| 本みりん500ml | 約16.7回分 | 同じ使用量の料理が週2回でも約8.3週間分。使用目安が約2か月なら、ほかの料理にも使うか小容量を選ぶ |
換算は容量÷30ml、週数は回数÷調理頻度です。この料理だけで使う場合の目安で、本人の自炊量を調べた結果ではありません。レシピを半量で作れば、調味料が減る速さも遅くなります。
しょうゆ・みりんを使う料理が週1回程度なら、本みりんは300mlでも余りやすいと考え、小さい容量から選ぶのが無理のない買い方です。週2回以上、煮物や照り焼き等に使うなら300mlは使い切りやすくなります。使い切るために味を濃くする必要はありません。
つゆは、薄めた後の量で大容量を選ばない
濃縮つゆは水を足すので、食卓へ出る量とボトルから減る量が違います。たまに麺を食べるだけなら、開封後3日以内が目安の大きなストレートつゆより、使い切り包装や小さい容量が扱いやすくなります。
濃縮つゆも「濃いから長く置ける」とは限りません。2倍濃縮を冷蔵で1〜2週間とする案内では、月に数回しか使わない人には大容量が余りやすい選択です。麺のつけ汁だけでなく、商品のレシピにある煮物・丼等で普段から使うかを考えて選びます。一度水で薄めたつゆを、元の濃縮つゆと同じ期間保存することはしません。
本みりんと、みりん風調味料を同じ棚に置かない
本みりんは冷暗所、アルコールをほとんど含まないみりん風調味料は冷蔵、と種類別に置き分けます。本みりんは冷蔵すると糖分が白く結晶化する場合があります。冷暗所に置くときも、コンロの熱や日光が当たる場所は避け、ふたを閉めます。
印字の賞味期限は未開封で指定どおりに保存したときの期限です。開封後の期間がまだ残っていても、異物や著しい濁り、普段と違うにおい等があれば使用をやめます。期限を確かめるために味見するのではなく、状態が判断できなければメーカーへ相談しましょう。
出典・確認した範囲
- 1 キッコーマン:しょうゆの容器別保存と使用期間
- 2 キッコーマン:しぼりたて生しょうゆ・容量と開栓後期間
- 3 イチビキ:つゆの濃縮度別の開封後保存
- 4 キッコーマン:本みりん・冷暗所で約2か月
- 5 日の出みりん:種類別保存と約3か月の目安
- キッコーマン:鶏のてり焼き・2〜3人分の使用量
- キッコーマン:国産米 本みりん・300mlと500mlの容量
資料確認日:2026年10月22日。表の期間は各出典の商品・容器に対する案内で、同じ種類すべての共通期限ではありません。容量の換算は公表レシピの大さじ1=15mlとして算出しました。
この記事の登場人物

颯太28歳
料理が好き。忙しい日の買い物や食費も気にしている。