
ネットで必要な品だけ頼めば、店でのついで買いが減りそう。でも、まとめて注文すると一度の支払いは大きくなる。節約につなげる鍵は、買う場所を変えることより、重複・余り・用途のない追加を減らすことです。ネット注文の使いどころを、実際の購入行動と具体的な買い方から見ていきましょう。
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店内で決める購入はある。でも、全部が無駄ではない
実際の買物を、来店前から予定していたものと、店内で買うと決めたものに分けた日記調査では、次のような購入がありました。
2006年、西欧の441世帯・3,014回の買物。各世帯の2週間の日記とレシートを照合。食品・日用品など58カテゴリーへの自己分類。2010年研究の平均を小数第1位に丸めて表示。
減らしたいのは予定外の購入すべてではなく、重複したものや使い切れなかったものです。店で買い忘れに気付くこともあれば、予算の中で楽しみを選ぶこともあります。購入を決めた場所だけで、無駄とは言えません。
日本の一人暮らしが一回の買物で平均いくら無駄遣いするかは、今回確認できませんでした。この購入数を円に換算せず、自分が後で困る追加を減らす方法を考えます。
同じネット注文でも、買い方を変えると減らせるものがある
| 支出が増えやすい買い方 | 抑えるための買い方 | 減らしたいもの |
|---|---|---|
| 特集を見てから献立を決める | 在庫と食事予定から不足品を決め、リストを作る | 家にある食材との重複 |
| 値引き品や大袋を、とりあえず入れる | 使う食事と保存場所を確かめ、必要な量に戻す | 使い切れない食品 |
| 送料無料の条件まで買い足す | 必要量のままの支払いと比べ、納得できる注文を選ぶ | 条件達成のためだけの追加 |
| 注文後も習慣で店へ寄る | 家の食事と不足品を確認し、補充だけにする | 配達分に上乗せする食事や食品 |
「必要な品を先に決める→数量を直す→用事が済んだら閉じる」と、注文の終わりを作ります。画面を見ながらでも、家の在庫を確認して、使い先のない品を戻せるのが利点です。
買物リストを使ったオンライン模擬購買の実験では、リストを手元で見た群は品数が少なくなりました。一方、支出の差は明確ではありませんでした。リストは買い方を整える手段として役立て、作れば必ず食費が下がるとは考えないようにします。
1回の会計が大きくても、食費が増えたとは限らない
まとめて買って次の買物が減る場合と、何度も補充する場合では、一回の会計額をそのまま比べられません。米国の実購買比較でも、ネット注文は一部の菓子類の支出が少ない一方、一取引の総支出は多い結果でした。
何をどれだけ買い、送料などを合わせていくら払ったか。
店の補充・持ち帰りの食事も合わせ、食品が残っていないか。
ネットの注文額だけでなく、同じ期間の買い足しと食品の余りまで見ます。配達した食材を使わずに別の夕食を買うなら、必要なのは注文先の変更より、量や食事の用意しやすさの見直しです。
仕事や外食の予定、食品の値上がりも支出に影響します。一度の会計の増減だけを、買い方を変えた効果と決めつけずに振り返りましょう。
自分はどこを変えると、節約につながる?
| よく起きること | 先に変えること | うまくいった目印 |
|---|---|---|
| 同じものが家にある | 注文前に在庫を見て、予備の追加を戻す | 未開封の食品が重ならない |
| 食材が余ってしまう | 家で食べる予定と調理の余力に合わせて量を減らす | 食事に使い切れる |
| 店でもネットでも追加が止まらない | 必要な品をリストにし、そろったら会計へ進む | 用途のない品を買わずに済む |
| 必要な品だけを買えている | 追加費用と、減る移動・運搬を比べる | 支払いと便利さに納得できる |
重複や余りを減らせて、追加費用を合わせた支払いも落ち着くなら、自分の節約に役立っています。反対に、必要なものだけを買えている人は、ネットへ変えるだけで食費が減るとは限りません。
便利さを得るために払う費用と、食品を買いすぎずに済んだ変化を分けると、続ける価値を判断しやすくなります。全部をネットへ移さず、落ち着いて必要量を買える部分から使えます。
この記事の登場人物

紗良23歳
仕事帰りの買い物を手軽にしながら、自分に合う節約を探す。