暮らしの場面で帰宅後にミールキットの食材とレシピを確認する颯太

二人分の夕食をミールキットにすると、自炊よりどのくらい高くなるのでしょうか。今回の主菜・副菜キットの掲載例は1人分約864円・約1,026円。この金額を普段の夕食で使う材料の費用と照らし、献立や買い物の負担を減らしたい日に選ぶと、予算を決めやすくなります。

目次
  1. 1人1食のキット代を、自宅の夕食予算と照らす
  2. 減らしたい家事が、どこなのかを先に決める
  3. 「カット済み」でも、すべての下ごしらえが終わっているとは限らない
  4. 商品代に送料等を足して、無理なく試せる回数から
  5. 出典・確認した条件

1人1食のキット代を、自宅の夕食予算と照らす

公式掲載キット2商品の1人分換算(2026年10月23日確認)
食事の例1人分元の金額・範囲
肉料理の主菜・副菜キット約864円2人前1,727円(税込)を人数で換算
魚料理の主菜・副菜キット約1,026円2人前2,051円(税込)を人数で換算

表は確認日の料金案内に載る二つの商品例で、最安値や全商品の平均ではありません。このキット代と、自宅で普段作る夕食の使用分を比べると、二人の予算に合うか判断できます。

自炊費用の参考として、2026年2月に全国20〜60代へ行ったWeb調査には、手作り弁当1個の経費平均約253円という結果があります。ただし、これは弁当作成者の回答であり、自宅の夕食の平均材料費ではありません。夕食キットとの差額や倍率へ置き換えず、昼食を考えるときの参考にします。

キットには家で炊くご飯や一部の調味料等を用意するものがあり、送料も注文条件で変わります。商品代だけで1人約864円の主菜・副菜キットを選ぶか、自分で献立と食材を選ぶかという予算の判断はできます。自宅の夕食の使用分より高くなるなら、その差で献立や買い物の何を減らせるかを確かめ、使う日を選びましょう。

二人の夕食とより近い条件で確かめたいなら、普段作る主菜・副菜とご飯の使用分を記録します。買った肉や米の一袋全額ではなく、その食事で使った分を二人で分け、候補キットで別に用意するご飯等もそろえます。弁当の平均を自分の夕食の材料費だと置き換えず、実際に使う食材で比べると判断がぶれません。

減らしたい家事が、どこなのかを先に決める

献立を決めたくないのか、買い物へ行けないのか、包丁を使う余力がないのかで、合うキットは変わります。

ミールキットは、料理に必要な食材とレシピ等をまとめた商品です。完成した弁当を温めるサービスとは違い、洗う・切る・炒めるといった作業が残る場合があります。調理する気力がない日に、写真だけで選んだキットが負担になることもあります。

二人のうちどちらが作るかだけでなく、受け取り・冷蔵庫へ片付ける・調理・洗い物も確認しましょう。主菜が一つ減らせれば助かる日と、主菜と副菜をまとめて決めてほしい日でも、頼み方を変えられます。

「カット済み」でも、すべての下ごしらえが終わっているとは限らない

商品ごとのレシピを一度見て、家で用意する物と切る工程、使う調理器具を確認すると、帰宅後の負担を想像できます。

肉料理キットの公式レシピ例では、にらやえのきを切って炒める工程があり、副菜のスープも小ねぎや豆腐を切って鍋で加熱します。家で炊いたごはん、油、調味料なども用意する内容です。主菜と副菜の食材が届くことと、包丁も鍋も不要であることは違います。

生協の3日分セットは、主菜と副菜に必要な食材とレシピを組み合わせる仕組み。リニューアルでは、カット済み食材とたれの「お料理セット」を3日のうち2日分にする週を設け、出すだけ・切るだけの副菜も組み合わせています。毎週すべての食材がカット済みとは受け取らないようにしましょう。

注文前に見ると負担を比べやすい点
知りたいこと確認する所
包丁を使うかレシピの最初の工程、野菜の洗浄・切り方
調理と片付けフライパン・鍋・まな板など、使う器具
家にある物で足りるか米・油・調味料等の「用意する物」
食べる日を変えられるか外袋の期限と保存方法、配送日
注文を休めるか定期便の変更・停止期限と注文確定日

商品代に送料等を足して、無理なく試せる回数から

注文前には送料・手数料まで確認し、食べる予定のない分を増やして送料無料にしないようにします。

宅配キットの送料は会員区分、注文金額、配送地域等で変わります。生協の宅配手数料も利用する地域の生協によって条件が異なり、入会時の出資金などの確認も必要です。二人分の商品代だけで、毎回の支払総額を決めないでください。

まず予定が読める日に一つ、必要な家事を減らせる物を選び、食べ終わった後に「どの作業が楽になったか」を二人で振り返れます。買い物が減っても調理や洗い物が重ければ、献立や頼む日を変える手掛かりになります。割高かどうかは、実際に払う額と、暮らしで減らしたい負担の両方から判断できます。

この記事の登場人物

颯太のイラスト

颯太28歳

料理が好き。忙しい日の買い物や食費も気にしている。

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