
値引き食品は、期限の種類と食べる予定を確かめてから買いましょう。消費期限を過ぎたものは食べず、賞味期限も保存方法と一緒に読みます。
「安いから明日の分も」と手に取っても、食べる前に期限が来るなら持て余します。値引き率から考えるより、今日の食事と冷蔵庫の中を思い浮かべるほうが、買う量を決めやすくなります。
目次
最初に見るのは「消費」か「賞味」か
消費期限は安全に関わる期限、賞味期限はおいしさなどの品質を保てる期限です。
未開封で、表示された保存方法を守った食品の期限
| 表示 | 買うときの判断 |
|---|---|
| 消費期限 | 期限までに食べ切れる予定があるものを選ぶ。過ぎたものは食べない。 |
| 賞味期限 | 期限までにおいしく食べる予定を考える。過ぎても直ちに食べられなくなる意味ではない。 |
どちらも日付だけで成立するわけではありません。要冷蔵の商品を持ち歩いたままにしたり、袋を開けたりした後は、印字された期限まで同じ状態が保たれるとはいえません。
買う前に、食事の予定と量を合わせる
食べる日と量が決まっている品なら選びやすく、予定が曖昧なら買う量を減らせます。
食べる食事を決める
今日の夕食か、翌日の朝食か。家にある食品と重ならないかも考えます。
表示と予定を照らす
期限に間に合うか、持ち帰って指定どおり保存できるかを確かめます。
必要な量だけ選ぶ
食べ切れない大容量より、小さい容量や買わずに帰る選択もできます。
夕食に使う惣菜を選ぶなら、帰宅後すぐ食べる分と、すでに用意してある主食や副菜を合わせて考えます。安さを理由にもう一品増やす前に、その料理を誰がいつ食べるかを決めましょう。
冷凍するつもりで買う場合も、その食品が冷凍に向くかを表示やメーカーの案内で確認します。「とりあえず凍らせる」は、期限や保存条件を読み飛ばす代わりにはなりません。
持ち帰った後は、表示に合う場所へ入れる
要冷蔵・要冷凍の食品は買い物の最後に選び、帰宅したらすぐに指定の場所へ入れましょう。
寄り道で長く持ち歩く予定なら、温度管理が必要な値引き品を先に買わないようにします。帰宅後は、冷蔵庫の奥に埋もれさせず、先に食べるものが分かる位置へ置きます。
開封した食品は、期限にかかわらず早めに食べます。家にある賞味期限切れの食品を見つけても、「何日後までなら食べられる」と一律に延長はできません。保存状態が分からないものや、異常のあるものは食べないでください。
まずは次の食事で使う分から選びましょう。使い切る予定が立たない値引き品を見送ることも、食費と食品ロスの両方を考えた買い方です。