
朝は食パンが便利でも、一袋を食べ切る前にぱさついてしまう。冷凍したら硬くなるのでは、と迷って残していませんか。すぐ食べない分を早めに小分け冷凍し、食べる朝は焼くか、そのまま使うかで戻し方を選べます。
残りそうな枚数は、乾燥する前に分ける
食パンは時間とともに乾燥し、でんぷんの変化でも食感が落ちます。山崎製パンは、冷蔵温度帯では硬くなりやすいため、冷蔵庫での保存を勧めていません。一袋を開けたら、近日中に食べる分と冷凍する分を先に分けると、残ったパンを後回しにしにくくなります。
袋に書かれた保存方法を守り、食べる予定を見て判断します。期限ぎりぎりまで置くことを冷凍の条件にする必要はありません。表示の消費期限は未開封で指定どおり保存した場合のものです。冷凍すれば、すでに傷んだパンまで食べられる状態へ戻るわけではありません。
一枚ずつ包み、冷凍用保存袋へ
一袋のまま凍らせると、必要な枚数だけ取り出しにくくなります。一枚または一食分ずつラップで包み、空気をできるだけ抜いた冷凍用保存袋へ入れます。
Pascoは、ラップだけでは乾燥を完全に防げないため、保存袋も使う方法を案内しています。角や耳まで包み、パンを押しつぶさず袋を閉じましょう。厚切りの塊を切るなら、食べる量へスライスしてから冷凍すると朝の準備が楽です。袋に冷凍日を記し、古い分を手前に置くと、冷凍したまま忘れることも減らせます。
焼いて食べる朝は、凍ったままトーストに
トーストならラップを外し、凍ったままトースターで焼けます。
山崎製パンは、温めたトースターで加温する方法を案内しています。Pascoも冷凍のまま焼けるとし、普段より長めに、焦げないよう様子を見るよう説明しています。厚みや機種で焼け方が違うので、一律の分数で決めず、自分の機器の冷凍パン用設定や説明書を確認します。
ラップや冷凍用保存袋を付けたままトースターへ入れないでください。パンだけを取り出し、庫内で焦げ過ぎていないかを見ます。朝、解凍を待つ時間がなくても、この食べ方なら使いやすくなります。
サンドイッチ用は、包んだまま自然解凍する
焼かずに使う食パンは、乾燥を防ぐため、ラップ等で包んだまま常温で解凍します。
自然解凍の間に包みを外して放置すると、水分を失いやすくなります。使う分だけ取り出し、柔らかく戻ったら具を挟む準備へ進みます。解凍時間は室温や厚みで変わるため、「朝まで何時間置けばよい」と固定せず、長時間出したままにしないでください。
ここでの戻し方は、具を挟む前の食パンについてです。卵やハムなどを挟んだ後は、その具材に合う温度管理が必要になります。朝の予定が読めない日なら、食べる直前に凍ったまま焼く方が段取りを組みやすいでしょう。
冷凍日を見て、早めに食べ切る
冷凍後の日数は、おいしく食べる目安として読み、全家庭で安全を保証する期限にはしません。
| 案内元 | 食べ切る目安 |
|---|---|
| 山崎製パン | 冷凍後1週間〜10日程度 |
| Pasco | おいしく食べる目安は2週間程度。できるだけ早く |
二つの目安は対象や説明の仕方が異なります。市販の冷凍パンの賞味期限を、家庭で冷凍した食パンへそのまま当てはめないでください。まず買ったパンの案内を優先し、使い切れる量を保存します。朝に食べる枚数だけ出せる状態を作ることが、一袋を無理なく使い切る工夫になります。
この記事の登場人物

颯太28歳
料理が好き。忙しい日の買い物や食費も気にしている。